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とよみつひめ(いちじく)
(福岡県産)
中国では不老長寿の果実とも言われるいちじく。漢字で「無花果」と書くのは“花を咲かせることなく実をつけるから”だそうですが、この果肉は小さな花の集合体なのです。ひと口頬張ると香りが広がるのは、そのせいなんですね。食物繊維が多く整腸作用があり、女性に好まれるのも頷けます。
この“とよみつひめ”は通常のいちじくに比べ、たいへん甘味が強く、豊かで蜜のような甘さが楽しめることからこの名が与えられたのだとか。皮が薄く、そのまま召し上がっていただいても大丈夫です。淡く黄色い果肉のクリーミーな食感に、魅了される方も多いことでしょう。
食べ頃は、8月中旬から9月下旬にかけて。現在は福岡県内のみで生産されているため、手に入る場所も限られています。いちじくファンの方には、迷わずお手に取っていただきたい逸品です。
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